メンタル弱男の自己啓発

自分の性格が嫌いで、マイペースなくせに周囲の目ばかり気にして時折ゲボが出そうになるくらい思い悩むことがあるごく普通のメンタル貧弱一般男性が、自分と向き合いいつか自分を好きになるための自己啓発用ブログ。

幼少期 その3

リャマです。



前回は好きな女の子のAちゃんに好かれたいと思い、クールな振る舞いを意識するようになったというところまで書きましたので、その続きです。




クールな振る舞いといっても、子供の考えるクールなんて大それたものではないです。
服はいつもジャージですし、巧みな話術があるわけではないです。
僕はただ単に、寡黙になる。それこそが当時小2の僕が考える究極のクールでした。当時の僕に言ってやりたいです、寡黙に味が出るのはもう少し年を重ねてからだと。
小2の女の子が好意を抱くのはクラスの盛り上げ役だったり、足が速かったりドッジボールが上手かったり、、寡黙なんてのはただの寡黙でしかないということに気づけと教えてあげたいです。



寡黙の可能性を信じてやまない僕は、それ以降話しかけられても「あぁ、」だの「へぇ、」だのとにかく短い言葉で返すようになりました。これではただのコミュ障です。
しかしそんなことを続けているうちに僕の性格にある変化が起きてきます。



気づけば今まで普通に話していた女子と話す時でも口数が減り、もはや女子と話す事自体が日常で珍しくなったため、いつしか女子と話す事そのものが恥ずかしいと思うようになってしまいました。
そうです、今までは普通に話していたのに、恋をしたことの延長でただ女子が苦手になってしまったのです。




性格が変わったとこで今回はここまでにします。
この変化が呪いのように付きまといますがまた次回に。



ではまた。

幼少期 その2

リャマです



前回小2の僕が初めて人を好きになるという厄介な感情を手にしてしまうところまで書きましたがその続きです。




クラス替えにより同じクラスになりビビっと来てしまい、Aちゃんを好きだと認識したは良いものの、純粋な僕はどうしたら良いのかわかりませんでした。



今となってはとても不思議なのですが、その頃に恋をするっていうのは、その先に何を求めていたのでしょうね。成長し純粋さと引き換えに諸々の事情を知れば、求めるものもそれなりに明確になってくるものだとは思いますが、恋をしたてでまだ純粋の頂に立っていた僕は、そのAちゃんに何を求めて、何をもって満足したのでしょう。
よくよく改めて考えれば恋というのは不思議です。



突然思ったので逸れましたが、好きになってどうしたら良いかわからなかった僕は、とりあえずお話する事から始めようと本能的に基本の「き」になぞって動き始めました。
子供というのは純粋を標準装備しているので、最初はもじもじしていようが気づけば初対面の人でも簡単に仲良くなれるものです。



おそらく何かのきっかけで話すタイミングがありそれ以降は不意に話す事に違和感無いくらいの仲にはなったとは思うのですが問題はここからです。
感情だけが先行しており目的がわからない僕はとにかくAちゃんにも僕を好きになって
ほしいと思うようになりました。



僕は今も変わらずおとなし目の性格ですが昔は家族の前でおちゃらけたり謎の歌を歌ったりしていました。しかし、Aちゃんに好かれたいという感情が芽生えて以降、どうしても変な風に思われたくない、嫌われたくないと感じるようになり出来るだけクールに振舞うようになりました。




このクールに振舞おうとする意識が芽生えて以降、性格がわかりやすく拗れていく事になりますが、本日はここまでとします。
とても恥ずかしくとても気持ち悪いのでメンタルコントロールということで。



ではまた。

幼少期 その1

リャマです。



メンタル貧弱な僕が如何にしてアラサーまで精神を保ちつつ無事に生きてこれたか、単なる自己分析や思い出をたらたらと記録に残したいと始めたこのブログ。
当時は辛く頭を悩ませた人生に降りかかった障害も、そろそろ笑えるなと思えるようになってきたので当時の感情と共に振り返りたいのですが、まずは僕という人間がどのような人間かを説明することで共感してくれる方もおられるかもしれなので、これから数回に分けて僕という人間についてあるエピソードと共に説明できればいいなと思います。
飽くまで僕の文章は、作文が多少は得意だったなあ程度の文章ですがお付き合い頂ければ幸いです。




幼少期の僕は超が付くほど泣き虫でした。
覚えてるのは、兄弟喧嘩をした時には当時持っていたゲームボーイカラー(ピンク)を発狂しながら床に叩きつけたり(亀の甲羅のように頑丈で決して壊れることはなかった)、小学校低学年の頃に町内で不審者が出た時には、学校に親が迎えに来た人から帰れるという状況になり次々に周りの人が帰っていく中、母親がなかなか迎えに来ず発狂したりと、学校一泣き虫だった自覚があるほどです。



とても純粋で、素直で、感受性が豊かで人生で最も様々な物事に対して吸収率の高かった小学2年生のあの頃に、初めて恋をしました。おそらく今の性格にも影響しているであろう大恋愛(その1)です。




好きになった女の子(以下Aとする)は同じクラスの中でも活発で男勝りな元気娘でした。
どのような所に惹かれたのかは具体的には覚えていませんが、今でも変わらず女性の好きなタイプはどちらかと言えば元気で明るい女性が好きなので、Aちゃんは小2の僕にも雷を落とす程のドストライクな女の子だったのでしょう。



クラス替えをしてAちゃんの存在を認識した時には謎の胸のざわつきに戸惑いまさしく、これが、、恋⁉といった感情だったと思います。
純粋の頂にぼーっと立っていた頃の僕は帰宅して母親に、好きな人が出来たと報告し、母親も息子の成長に感動したのか拍手をしながら喜んでくれたのをよく覚えています。
未だによくわからない、恋とか愛なるものがこの日唐突に人生に舞い込んできて、僕の人生をかき乱す、まさに初日になりました。
この日から長い年月をかけじわじわと今の僕の人格を形成していくことになります。




今回はここまでにします。
思い出すのは楽しいもので次々に打ち込んでしまいますが、後で後悔したくないので長く続ける為にもメンタルコントロールしながらだらだらと書いていこうと思います。



ではまた。