リャマです。
前回は好きな女の子のAちゃんに好かれたいと思い、クールな振る舞いを意識するようになったというところまで書きましたので、その続きです。
クールな振る舞いといっても、子供の考えるクールなんて大それたものではないです。
服はいつもジャージですし、巧みな話術があるわけではないです。
僕はただ単に、寡黙になる。それこそが当時小2の僕が考える究極のクールでした。当時の僕に言ってやりたいです、寡黙に味が出るのはもう少し年を重ねてからだと。
小2の女の子が好意を抱くのはクラスの盛り上げ役だったり、足が速かったりドッジボールが上手かったり、、寡黙なんてのはただの寡黙でしかないということに気づけと教えてあげたいです。
寡黙の可能性を信じてやまない僕は、それ以降話しかけられても「あぁ、」だの「へぇ、」だのとにかく短い言葉で返すようになりました。これではただのコミュ障です。
しかしそんなことを続けているうちに僕の性格にある変化が起きてきます。
気づけば今まで普通に話していた女子と話す時でも口数が減り、もはや女子と話す事自体が日常で珍しくなったため、いつしか女子と話す事そのものが恥ずかしいと思うようになってしまいました。
そうです、今までは普通に話していたのに、恋をしたことの延長でただ女子が苦手になってしまったのです。
性格が変わったとこで今回はここまでにします。
この変化が呪いのように付きまといますがまた次回に。
ではまた。