幼少期 その2
リャマです
前回小2の僕が初めて人を好きになるという厄介な感情を手にしてしまうところまで書きましたがその続きです。
クラス替えにより同じクラスになりビビっと来てしまい、Aちゃんを好きだと認識したは良いものの、純粋な僕はどうしたら良いのかわかりませんでした。
今となってはとても不思議なのですが、その頃に恋をするっていうのは、その先に何を求めていたのでしょうね。成長し純粋さと引き換えに諸々の事情を知れば、求めるものもそれなりに明確になってくるものだとは思いますが、恋をしたてでまだ純粋の頂に立っていた僕は、そのAちゃんに何を求めて、何をもって満足したのでしょう。
よくよく改めて考えれば恋というのは不思議です。
突然思ったので逸れましたが、好きになってどうしたら良いかわからなかった僕は、とりあえずお話する事から始めようと本能的に基本の「き」になぞって動き始めました。
子供というのは純粋を標準装備しているので、最初はもじもじしていようが気づけば初対面の人でも簡単に仲良くなれるものです。
おそらく何かのきっかけで話すタイミングがありそれ以降は不意に話す事に違和感無いくらいの仲にはなったとは思うのですが問題はここからです。
感情だけが先行しており目的がわからない僕はとにかくAちゃんにも僕を好きになって
ほしいと思うようになりました。
僕は今も変わらずおとなし目の性格ですが昔は家族の前でおちゃらけたり謎の歌を歌ったりしていました。しかし、Aちゃんに好かれたいという感情が芽生えて以降、どうしても変な風に思われたくない、嫌われたくないと感じるようになり出来るだけクールに振舞うようになりました。
このクールに振舞おうとする意識が芽生えて以降、性格がわかりやすく拗れていく事になりますが、本日はここまでとします。
とても恥ずかしくとても気持ち悪いのでメンタルコントロールということで。
ではまた。
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